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3rd 長崎 Software Quality and Development Gathering
長崎でソフトウェア開発についておおいに盛り上がりましょう!
Organizing : NaITE(長崎IT技術者会)
Registration info |
一般枠 ¥4000(Pay at the door)
FCFS
LT枠(ライトニングトークス枠) ¥4000(Pay at the door)
FCFS
学生枠(社会人学生除く) ¥1000(Pay at the door)
FCFS
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Description
【重要なお知らせ】 講演者の都合により、技術セッションの内容が一部変更となりました。ご了承ください。
「NaITE(長崎IT技術者会)」は長崎出身や在住、興味があるなど何かしらの縁があるメンバを中心とした、ボランティアベースのIT技術者コミュニティです。活動は柔軟に、長崎はもちろん以外の全国各地でも勉強会の開催やSIG活動に取り組んでいます(2015年4月より活動)。
長崎では、2015年8月に市内でNaITEのフラグシップ勉強会イベントである「長崎 Software Quality and Development Gathering 2015」を開催、2016年には「Agile Japan 2016 長崎サテライト」「長崎 Software Quality and Development Gathering 2016」、2017年も「Agile Japan 2017 長崎サテライト」を開催し、技術コミュニティの立場から長崎を盛り上げてきました。
そして長崎QDG2016の記憶が新しいなか、開催時期を冬に移し2018年に長崎市内で「3rd 長崎QDG(長崎QDG2018)」を開催することを決定いたしました!
3rd長崎QDGではスペシャルセッションとして日本アイビーエムの細川宣啓様による「ソフトウェア品質レビューの全て:生い立ちから先進技術まで」を予定しているほか、派生開発やチーム開発、STAMPやLT(ライトニングトークス)、NaITE-SIG報告セッションなど、充実した内容を予定しております。
長崎での貴重なこの機会、長崎内外からの多数のご参加を、実行委員会一同お待ちしております!
◆開催概要
名称 : 3rd 長崎 Software Quality and Development Gathering(長崎QDG2018)
日時 : 2018年2月2日(金) 12:00~17:30(開場11:30)
場所 : メルカつきまち
主催 : NaITE(長崎IT技術者会)
協賛 : AFFORDD(派生開発推進協議会)
◆参加費
- 参加費として4,000円ご負担願います
- 学生の方の参加費は1,000円となります(当日受付で学生証をご提示下さい)
- 参加費は当日受付にてお支払い下さい(領収書をご希望の方には当日受け付け時に発行いたしますのでお申し出下さい)
- 参加費は公平分担の観点から参加者・NaITEスタッフ・実行委員全員を対象とします
- 参加費は当日の会場費・プロジェクタレンタル料等運営費用に充当します
◆注意事項
- 本勉強会の内容は講演者や主催者の都合により予告なく変更する場合があります
- 参加者による撮影や録音は禁止いたします
- 勉強会開催記録として勉強会の様子を写真撮影いたします。撮影した写真などは勉強会レポート等に掲載することがあります。
- 公共の施設を利用しますので,他の利用者にご迷惑にならないようにご注意下さい
- 当日の資料の配付はございません
- 当日の発表資料については講演者が公開を了承したもののみ、本イベント終了後に本ページかSlideshare等で公開されます
- 参加される方は,参加申込み完了時点で本注意事項にご了承いただいたものといたします。
◆参加受付
- 当ページからお申し込み下さい。
- 情報交換会については別ページからの申し込みとなります(本ページ記載「情報交換会」をご覧下さい)
◆プログラム
# | 時間 | タイトル・アブストラクト | 講師 |
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- | 11:30 ~ 12:00 |
受付 | - |
1 | 12:00 ~ 12:20 |
オープニング 実行委員会より開会のご挨拶を申し上げます。 |
実行委員会 |
2 | 12:20 ~ 13:00 |
■技術セッション 「単なる仕様チェックから卒業するために ~最初に抑えたいキホンのキ~」 本セッションはテストについて、単なる仕様チェックになりがちな状態を卒業したい、これからテストについての勉強を始めたりスキルアップに取り組もうとしている学生さんやテスト初級者に向けに、抑えておきたいキホンのキをお話しします。 まずテストに必要な思考をおさらいします。その後、単なる仕様チェックから抜け出すためのキホンのキとして、マインドマップで はじめるテスト設計の基本を解説します。最後におさえておきたいテスト技術の構成要素を5つの軸として紹介します。 単なる仕様チェックから卒業するために、それぞれに最初のキホンのキを掴みましょう! |
池田 暁 氏 (NaITE) |
3 | 13:00 ~ 13:30 |
■技術セッション 「速効性重視のレビュー技術:高速2パーソンインスペクションのススメ」 現代の効率重視の開発では、フォーマルインスペクションやソフトウェアウォークスルーの重要性は認知されているものの、その所要コスト、とりわけ時間的制約の観点から、実施に踏み切れないのが実情です。 当発表では、フォーマルインスペクションの効果を踏襲しつつも、軽量・高速に実施するフォーマルインスペクション=「2パーソンインスペクション」のトレーニングを実施します。 効果を最大に、そして時間を最短に進める2パーソンインスペクションの勘所とノウハウを余すところなくお伝えします。 |
原 佑貴子 氏 (日本アイビーエム株式会社) |
- | - | 休憩(10分) | |
4 | 13:40 ~ 14:20 |
■技術セッション 「いろいろ使える(システム理論に基づく)セーフウェアのためのモデルSTAMPとその分析法」 MITのNancy Leveson教授によってセーフウェアが提唱され、社会情報システムの開発者を中心に我々に大きなインパクトを与えた。続いて、セーフウェアに対する工学的なアプローチのために、システム理論に基づく事故説明モデルSTAMP(Systems-Theoretic Accident Model and Processes)とその分析法が提唱され、欧米を中心に具体的な活用の取り組みが進んでいる。STAMPでは安全工学の知見を広く適用する意図の下、「事故」を広めに定義できるため、人命にかかわるものだけでなく様々な望まないイベントおよびその対策のモデル化や分析に利用できる。本発表ではそのような取り組みをいくつか紹介する。 |
日下部 茂 氏 (長崎県立大学) |
5 | 14:20 ~ 14:50 |
■NaITE-SIGセッション 「PSP活用SIG活動報告」 PSP(Personal Software Process)は、CMM(Capability Maturity Model, 能力成熟度)を開発したハンフリー博士が提案した個人レベルでの継続的プロセス改善のしくみです。PSPを活用することにより、技術者個人のエンジニアリングスキルや生産性、作業や成果物の品質を向上させることができます。PSP活用SIGでは、このPSPを日々の作業の中で、実際にどう活用していけばよいか、について議論しています。今回の報告では、改めてPSPについてみなさんにご紹介し、PSP活用SIGの活動状況について報告させていただきます。 |
くまちき 氏 (NaITE) |
- | - | 休憩(10分) | |
6 | 15:00 ~ 15:40 |
■技術セッション 「チームで、長期間で、たくさんのソフトウェアを快適に開発し、価値を生み続けるためのエンジニアリング」 ひとりで、短期間で、1つのソフトウェアを開発するなら無くてもそれほど困るわけじゃないけれど…チームで、長期間で、たくさんのソフトウェアを開発し続けるなら必須のエンジニアリングプロセスがあります。そうしたプロセスを実現するためのツールの多くはWebアプリケーションであり、それらが連携することで真価を発揮します。本セッションでは、数あるソフトウェアエンジニアリング技術の中でそれらが重要だと考える理由をツールの歴史・トレンドと共に解説し、最近よく言われる働き方改革についても触れます。 |
金子 昌永 氏 (株式会社日立製作所) |
7 | 15:40 ~ 16:10 |
■LT(ライニングトークス)セッション 1.「いっぽんのサービスのむこうに」tosite氏 2.「一人じゃ探せない答えを探してみたら…」caori_t氏 3.「テストを料理で例えてみよう」さとうひろゆき氏 ひとり7分の時間でソフトウェア開発に関する話題を参加者にLTしていただきます。お時間が来たら強制終了!ドキドキハラハラなセッションです! |
tosite氏、 caori_t氏、 さとうひろゆき氏 |
- | - | 休憩(10分) | |
8 | 16:20 ~ 17:20 |
■スペシャルセッション 「ソフトウェア品質レビューの全て:生い立ちから先進技術まで」 ソフトウェア・レビュー技術はITの歴史の中でも古くから緩やかに成長し、今尚、最も効果が高いと 言われている技術の一つです。 しかし、その生い立ち・国内での普及期に比べて最近では作業負荷や時間制約から敬遠される場面も少なくありません。 当セッションではレビューにまつわる多くの誤解を共有し、その解決方法・カン・コツをお話します。特にその技術的価値を有したままレビューの効率を高める工夫について議論します。 また、先進的なレビュー技法や特殊な対象(AI, IoT, Cloud)等に対するレビュー方法についてお話します。 基礎に立ち返った「息の長い定番技術」を持ち帰って頂ければ幸いです。メインテーマは「Back to Basic! |
細川 宣啓 氏 (日本アイビーエム株式会社) |
9 | 17:20 ~ 17:30 |
クロージング 実行委員会より閉会のご挨拶を申し上げます。 |
実行委員会 |
講演者プロフィール
池田 暁 氏
NaITE 代表
情報通信系某社にて組込みシステムの設計、品質保証業務を経て、ソフトウェア 工学技術やツールの導入支援業務に従事。現職では開発現場に戻り製品開発に取り組む。地域貢献活動としてNaITE(長崎IT技術者会)代表として活動する他、ソフトウェアテスト/品質や派生開発技術に関するコミュニティ活動に取り組む。 著書に『マインドマップから始めるソフトウェアテスト(共著)』、『SQuBOKガイド(共著)』,『ソフトウェアテストの基礎(共訳)』等。ASTER理事,SQiP運営委員,AFFORDD運営委員、等
日下部 茂 氏
長崎県立大学
九州大学・大学院システム情報科学研究院・准教授を経て,長崎県立大学・情報システム学部・教授。これまで並列処理、ソフトウェア開発プロセスなどの研究に従事。CMU/SEI PSPインストラクタ等。
くまきち 氏
NaITE 運営スタッフ
1988年に製造業系システム子会社に入社。組込みソフトウェアの開発を経験後、技術スタッフ部門に移り、プロセス改善業務を中心に、人材育成とか生産性向上とか、いろいろやっています。元PSPインストラクタ/TSPコーチです。基本、プロジェクトマネジメント業界に生息しています。
昔から長崎大好き。茶わん蒸しはよっそう、よりよりは萬順で決まりでしょう。
金子 昌永 氏
株式会社日立製作所
IoT・機械学習・データ分析における開発環境とエンジニアリングプロセスの研究に従事。元々は組込みソフトウェアの開発者およびコンサルタント。そこで得られた様々な経験を新たなフィールドで活かしている。SQiPシンポジウムでのチーム開発SIG主催、テスト設計の論文発表などの社外活動も行っている。個人では仕事とは別にドローンの開発に着手。
細川 宣啓 氏
日本アイビーエム株式会社 東京基礎研究所 セキュリティ&サービス 部長
1992年日本アイビーエム株式会社入社。
グローバルビジネスサービス部門にてエンタープライズSIを中心にトラブルプロジェクトのレスキューを経験。
2003年、社内のQA組織に技術レビュー専門組織「QI:QualityInspection」を設立。組織名と同じ品質レビュー技法QIを開発し多数のプロジェクトの品質向上に貢献。2006年より、Capers Jones, Stephen H. Kan, Tom Gilb等に師事。定量的品質管理、およびソフトウェア品質工学の基礎の指導を受ける。当該QIの技術を中心に品質関連の技術で同社東京基礎研究所に異動。ソフトウェアメトリクス、ソフトウェア品質、欠陥研究に従事。世界初のソフトウェア欠陥マスターDBと欠陥交換通信プロトコルのデザインにいそしむ日々。
憧れの人はハワード・エイケン。
IEEE Associate Member.
早稲田大学 基幹理工学部・情報理工学部 非常勤講師
日本科学技術連盟ソフトウェア品質管理研究会第7分科会主査
◆LT(ライトニングトークス)
- LT(一人7分)でご発表いただける方はLT枠でお申し込みください(先着3名です)
- LTの内容はソフトウェア開発やテストに関するものであれば自由です
- 申込時のアンケートにて発表タイトル(仮タイトルでも可)と連絡の取れるeメールアドレスをご連絡下さい。
- 企業によるツールやサービスの宣伝など、営利目的の内容はお断りさせていただきます
◆情報交換会
- 3rd長崎QDG終了後にNaITE主催の情報交換会「NaITE Night vol.1」を企画しておりますので、講演者や参加者とさらなる交流をされたい方は別途お申し込み下さい
- NaITE Night の申し込みはこちらのページをご覧下さい
◆エクスカージョンツアー(翌日の市内観光)
- 遠方からの参加者向けに3rd長崎QDGの翌日(2/3)にNaITE主催の長崎市内観光「NaITE - Tours in Nagasaki」を企画しております。参加されたい方は別途お申し込み下さい
- NaITE - Tours in Nagasaki の申し込みはこちらのページをご覧下さい
◆イベントサポーター(スポンサー)
- 本勉強会イベントを応援下さるサポーター(スポンサー)を募集中です。詳しくはお問い合わせ下さい
- サポーターランクによって、本イベントページへの御社名掲載や休憩時間のスライド投影などいたします
◆3rd長崎QDG 実行委員会
共同実行委員長
池田 暁 (NaITE)
日下部 茂(長崎県立大学)
実行委員
大月 美佳(佐賀大学)
小笠原 秀人(東芝)
古畑 慶次(デンソー技研センター)
佐藤 陽春
すずき しょうご(NaITE)
角田 俊(NaITE)
テシマ ナオト(NaITE)